埼玉県所沢市の工務店 加藤建築

施工実績

Works

【東松山市 注文住宅】土間リビング&構造体むきだしの個性派住宅

埼玉県東松山市N様邸

施工内容

場 所 埼玉県東松山市
建物種別 戸建
面 積
間取り 4LDK
費用(万円)
工 期
  • 床材にモルタルを用いた土間リビング。多目的な空間が広がる!
    DIYスペースや薪ストーブを設置したい施主様の意向により、土間リビングを採用

    日常生活においては、土間リビングでは、スリッパで寛がれているとのこと

    施主様は建築関連企業にお勤めの方。
    通常の一般住宅とは、趣の異なるお住まいを希望され、ご趣味であるDIY作業スペース、および、薪ストーブを設置したいとのご意向をうけ、デザイン事務所(有限会社スタジオ4様の設計になります。)が設計、当社が施工を手がけました。
    施主様からのご意向により取り入れたのは、N様邸のメインエリアでもある土間リビング。

    土間リビングとは、昔の日本家屋にあった、玄関の土間がリビングまで一続きで繋がっているスタイルの間取りになります。
    キッチンは土間リビングにあり、スキップフロアで和室、2階へつながる階段という導線。
    土間は、炭を含ませたモルタル材を使用。
    モルタル独特のやわらかさとダークトーンで落ち着きある雰囲気に。
    玄関から外の庭は土間廊下を通して行き来でき、荷物の運搬・作業しやすい環境を整えました。モルタルの床材は、夏は涼しく快適。
    逆に冬場は寒くなるため、薪ストーブで1階全体を温めます。
    【設計:有限会社スタジオ4 】
  • 構造体むきだしの室内。在来工法の木材がまるでログハウスのよう雰囲気に
    自分流にアレンジされるご意向があり、あえてクロス等の内装を施さず施工

    2Fの各部屋も構造体そのままの内装。まるでログハウスのように木に包まれた空間が広がります

    N様邸のもう一つの特徴のひとつが、あえて手を加えなかった内装。施主様の意向により、構造体をそのまま見せることもインテリアの一種という考えに基づき、クロスや壁材などの施工は極力控えた形となります。(掲載画像は施工途中のものではなく、お引渡し直前のものになります。)
    なかでも、約33平米の広さのリビングから仰ぎ見る吹き抜けの梁や筋交いの金具の構造体は、建築アートのような心象を受け、室内をモダンな空間に変えています。施主様は、建築関連のお仕事をされており、竣工後、ご自身で、インテリアを自分流に変えていきたいとのことです。
  • 外壁は、モルタルと杉板の組み合わせ
    無機質なモルタルとのコントラストで、杉板の鮮やかな木目が際立つ

    杉板を全面に張った外観。外観からも普通のお住まいとは異なる個性が漂います

    外壁には、内装の意匠そのままに、モルタル材と杉板を使用。杉板は外壁の半分に相当する面積に配しています。
    エントランスのアプローチの床材は、土間リビングと同じ、炭を含ませたモルタル材を使用。つまり、玄関前のアプローチから室内のリビングが同じ床材となっています。このあたりも個性的なつくり。
    また、室内の土間リビングから小上がりで続く、階段は、中間地点までは、ひな壇風の階段になっており、一般住宅の形式にとらわれないデザイン。お庭も竣工後に、施主様自ら造園されるとのこと。ご自身のこだわりや様式美にこだわったお住まい。ぜひご参考にしてください。